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Club 山咲 北新地のお店です。

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vol033  034  035  036  037 かちかち山 番外編HEADLINE

かちかち山 番外編HEADLINE 第1話

「アダルトグッズにドッキドキ編 第1話」

俺は今インターネット検索をしている、何を探しているかって?それは俺が昔から集めている
ミニクーパーのグッズ探しをしている訳だ。日本橋や秋葉原などでも大概のミニカーを集めて
いたが、ミニクーパーはなかなかレアな物が多いらしく非売品になっているものも相当出回って
いるわけで、今日はインターネットで、ちょちょいっと検索をかけてみようかなって思っていたのだ。
ミニクーパーで検索をかけるとミニクーパー愛好家のサイトにリンクされる可能性があるためあえて
今回はグッズ検索でかけようと試みた。
「グッズだから… 玩具でいいのかな?」
俺は『オモチャ』を検索にかけた 俺はその瞬間画面を食い入るように見入った。
「なんでこんなモンが検索に引っかかるんだ?」
健全なる玩具のサイトの種類の中に男なら一度は覗いてみたい希望1 『大人の玩具』 いわゆるアダルト
グッズのサイトが紛れこんでいた。
『小僧…本当はクリックしたいんだろう…我慢はよくないぜさあクリックしろ』
俺は心の中に住まう、もう一人の俺自身に誘われるまま素直にクリックした。
【ピンクタイフーン】
俺はついにアダルトグッズサイトに潜入した。
『やったな小僧… さあ心ゆくまで探せ!!』
サイトマップを眺めていると、ふと気になる文字が【男性用オナニーグッズ】 の文字に反応してしまったのだ。
俺は普段自分の手を使ってマスターベーションをする、だがグッズがあるという事に物凄い好奇心が生まれて
つい【クリック】をしてしまったのだ。
「道具ってなんだよ?女の子のなら理解は出来るが男性用って…」
俺は弾む好奇心を抑えながら画面を凝視した。
俺がその時見た物は想像を絶する物ばかりだった…

かちかち山 番外編HEADLINE 第2話

「アダルトグッズにドッキドキ編 第2話」

俺は今インターネットでアダルトグッズ総合サイト【ピンクタイフーン】エロ台風のいわゆる台風の目の中にいた。
俺は中でも未知のグッズ「男のオナニーグッズ」にカーソルを合わせ、そいつをクリックした。
『ぴろ〜ん』変な効果音と共に画面に広がる数々のグッズに、俺は戸惑った。
「な…何なんだコレ!?」
画面いっぱいに羅列された文字は何故か 女の子の名前が圧倒的に多いのが特徴的だ。
なかでも俺は人気1の『たこ壺あき子』の強烈なネーミングに目を奪われた。
俺は「たこ壺あき子」をクリックすると、まず最初にパッケージを確認した。
パッケージには今流行りの萌え系イラストのような、少女漫画っぽい女の子が霰もない姿で手招きしている。
女の子のイラストの吹き出しに「吸い付いちゃうわよん」の言葉に一瞬吹き出しそうになったが、
俺は益々この、「たこ壺あき子」が気になって仕方がなくなったのだ。
とりあえずは商品を確認しなければ始まらないって訳で、俺は早速商品画像を見ることにした。
「ぴろ〜ん」
相変わらず間抜けな効果音と共に、画面には予想だにしなかった画像があらわれた。
「な…なんじゃこりゃ」
たこ壺あき子の正体は、女性の腰から下だけの物体で、人肌に最も近い柔らかいシリコンで出来ている。
実はこの商品は女性性器が綺麗に再現されていて、毛こそ生えてはいないが、この俺も画像を見た瞬間
ニャリとしてしまった程だ。
だがたこ壺あき子はただのたこ壺で終わらなかった。
このボディーは女性性器を表向けば正常位でプレイが出来、裏返しにしてお尻の方を上に向ければ、
バックも出来る上、アナルまでもが精密に施しが付けられているではないか。
「うわあスゲー!コレ普通にフルコースじゃん」
俺は画面の端にあるたこ壺あき子の断面図を見つめながら、無意識に叫んだ。
「さすがに売り上げ1だぜ、わかる気がするよな…」
たこ壺あき子18000円(送料・税別)
しかし俺は考えた。ある日突然持ち主が不慮の事故で死んで、悲しみに暮れている家族が部屋を整理中に
「たこ壺あき子」が出てきたら………、しかも死ぬ前日に。
「たこ壺あき子」で果てて、洗うのを忘れ精液べったりの「たこ壺あき子」が出てきた日には……、
どうなるんだろう…と。
「多分俺は一回位は使ってみたいけど買わないな…彼女いるし…本物の方がいいに決まってるさ」
……ん、ちょっと待てよ。
「女性のオナニーグッズってのもあったよな…」
俺のこのピンクタイフーンの旅はまだまだ続く。

かちかち山 番外編 第3話ADLINE

「アダルトグッズにドッキドキ編 第3話」

俺の溢れんばかりの好奇心をくすぐるアダルトサイト【ピンクタイフーン】俺はこの桃色台風のド真ん中でさながら
バカ殿に弄ばれる女のようにその身をクルクルと回されている気分だ。
『こうなりゃ此処のサイトを制覇してやる!!ピンクタイフーンのカルト王でも、何でもなってやる。』
俺は無意味な誓いをたてながら再びパソコン画面を食い入るように見つめた。
次は女の子のアダルトグッズだよな…』
俺はネットの住人のように目を輝かせながらマウスを握りしめていた。
「いい若いもんが、手に脂汗をかきながらマウスを握りしめアダルトサイトをご機嫌に探索中!
なんて、美貴にはこの姿は見せられねえな………。」
自分の彼氏が瞳孔開きっぱなしでパソコン開いてます、エロサイト見てますなんてな………、
しかも彼氏が真剣に見ている画面が『たこ壷あき子』だった日にゃ、俺と美貴との長い交際期間はあっと言う間に終焉を迎え、
俺は本当に『たこ壷あき子』にお世話になる羽目になるわけだ。それだけは阻止せねばならん…。
『小僧…ぬかるなよ』
俺は何故か拳をグッと握りしめ、再びサイトマップにカーソルを合わせた。
「レディースアダルトグッズ…」
俺は女性用グッズにカーソルを合わせようと矢印をまさに重ねようとした時だった。
アダルトグッズサイトに『抱き枕』の相応しくないコンテンツが俺の目を惹いた。
「抱き枕って… アダルトグッズに癒やし系グッズも販売しているのか…ネット販売って本当不思議だよな…」
俺は独り言を呟くと同時に『抱き枕』にクリックしていた。
『ぴろ〜ん』
またもや情けない効果音と共に画面に現れた、とんでもない【抱き枕】に俺の手は止まったままだった。

かちかち山 番外編HEADLINE 第4話


「アダルトグッズにドッキドキ編 第4話」

総合アダルトグッズサイト【ピンクタイフーン】の様々なコンテンツの中で俺は妙な物に興味を持った。
『抱き枕』
俺は桃色サイトに相応しくない三文字をしばらく見つめていた。
「抱き枕って…こんなサイトにリラクゼーショングッズも販売しているのか?違うだろう」
そりゃそうだ。
ここは天下のエロサイト。
そんな所に『癒やし』は無いに決まっている。 わかりきっているのに何故人間は疑問を抱くのだろうかとりあえず俺は抱き枕とやらの正体を暴くべく『抱き枕』にクリックした。
『ぴろ〜ん』
間抜けたクリック音と同時にそれは現れた。
【只今抱き枕ランキング1位スーパーメイド一条ぴんく】
俺はこの画像を見た瞬間今までの抱き枕へのイメージはすっかりどこかへ飛んでいった。
普通抱き枕は円柱型だったり人間が横向きで眠るときにちょうどいい形だが、この抱き枕はハート型のクッションのような感じであり、
表面には喘ぎ顔のメイド姿の一条ぴんくが胸も露わにM字開脚で脚を開いているイラストCG写真がプリントされてあるのだ。
勿論秘部には男性器の為のバイブレータが収納されてあり、ラブクッションの裏面にも一条ぴんくの後ろ姿が汗を滲ませたような肌質の
ヒップラインが印刷されていて、当然の事ながらバックからもプレイが出来る仕組みになっていた。
然もなにより驚いた事に『普段お使いにならないときはこちらのカバーをお使い下さい。』
と抱き枕専用の厚手のカバーが商品についてくる事だ。
「これなら俺がラブクッションを持っていても美貴には絶対見つからねえよな…」
俺はいつの間にかこの抱き枕に妙な好奇心を抱きはじめていた。

かちかち山 番外編 第5話ADLINE

「アダルトグッズにドッキドキ編5」

衝動買いと言う言葉がある。 俺は普段から計画的に買い物をするタイプなので、衝動買いをする事はまず無かった。
だが俺は今まさに衝動買いをせんとしている。
『ラブピロー・一条ぴんく、スーパーメイドモデルタイプ』
俺の人差し指は衝動買いを決定したかのように時折ピクンと動く。
インターネットで買い物をしているとわかると思うが、購入決定ボタンを押した瞬間に、えもしれぬ快感を覚えると言う。
確かにそうかもしれない。
アダルトグッズ購入と言う少し後ろめたさと秘密めいた気持ちに大げさに言えば、体内アドレナリンが指先に集中した
みたいな感じだ。
インターネット通販マニアは多分この『購買瞬間エクスタシー』にハマっているのかもな。
「もう一回画面チェックしてから買おうかな………よし。」
俺は購入を決めながらもラブピローの商品欄を隅々まで、チェックしていた。
しかしこの商品、ご丁寧な事に使用法まである。
「使用法って、わざわざ説明しなくともクッションに跨ればいいんじゃないのか?ご丁寧なこった」
俺は序でに使用法を確かめてみた。
するとどうだ。
丁寧にも写真付き使用説明付きだ。
しかもこの商品の開発者らしき髪の長い親父が嬉しそうに、ラブピローに跨りながら振り向きざまに無様な笑顔を投げか
けているではないか。
ある意味、萎えると言う言葉はこんな時に当てはまるものなんじゃないか……。
多分100人の購買希望者がいたとして、この親父の仕業で何人のキャンセルが出るか、
この発売元は気が付いていないらしい。
「まあ俺は揺るぎ無い決意があるからな、こんな親父の汚い尻丸出しの写真には動じないぜ」
俺は指先エクスタシーの力も手伝ってか。商品購入手続きを進めた。
お届け先住所・氏名・生年月日を記入しアンケートの部分では「商品説明に親父の写真は無用」と
しっかりクレームまで入れた俺だ。
もはや完璧!あとは商品を届くのを待つばかりだ。
「心は有頂天秘密の出来事をやり遂げた男は少し大人になりました……なんちゃってな♪」
「ふうん…和馬なんだか嬉しそうだね」
( ̄口 ̄)
「美貴…い…いつからそこにいた!?」
「今さっきだけど 和馬必死にパソコンに向かっていたから私声かけられなくて何を検索してたの?!」
「いや…別に退屈だからインターネットしてただけ…」
「ふうん……私も見せて」
今俺はアダルトグッズを購入してましたなんて素直に言える訳ないだろ!
どうするよ!?俺!
 

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