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Club 山咲 北新地のお店です。

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vol 001 002 カチカチ山HEADLINE

カチカチ山

俺は今学校を休んで自分の部屋にいる…別に病気で休んでいるわけではない。
大会の前で必死にバスケの練習をしたあげく、無様にも捻挫をしてしまった…という訳だ…
「チッ……しくじったぜ…一日も練習休んでられないと言うのによっ!」

自分の不注意とはいえ、大事なこの時期に自主トレすら出来ず、ぶつける事が出来ない憤りに悶々としている、その時、彼の部屋のドアが、けたたましくノックされる、
「え?…誰だ?」

彼の両親は共働きでこの家には誰も居ないはずであり、
暫くすると聞き覚えのある、少し甲高い声がドアを向こうから聞こえてくる、
「和馬!私だよ美貴!学校でバスケ部のマネージャーから話を聞いて慌てて来ちゃった!」

……え?相田の奴、美月に話したのか?しっかり口止めをした筈なのに余計な真似しやがって…
気弱になっている姿を好きな女に見せたくは無い…しかしドアの向こうでは明らかに動揺している彼女を無碍に返すわけにはいかない、
「……ドア開いてるぜ…入れよ」
「…ん…入るよ和馬…大丈夫?」
ドアが開くと同時に美貴は布団の上に座っている和馬に駆け寄る、
慌てて走った来たのだろう、少し荒い息づかいで肩を揺らしながら彼の顔を覗き込み、眉を八の字にしながら不安そうに見つめている美貴に彼は少し照れながら微笑み、美貴の頭を撫でる、

「大丈夫だよ、ただの軽い捻挫だってば、一週間もすりゃあ、んなもん治るからよ!」

心配そうに顔を近づけ覗き込んでくる美貴に、少し動揺しながら、彼女が必死で走って来たであろう、顔にうっすらと浮かんだ汗を指で拭く。
「あ、ありがとう、すっごい走って来たんだよ!…だってマネージャーの相田さんが和馬が怪我したって、真っ青になって言うもんだから…」
「ったく…大袈裟なんだよアイツは!たかが捻挫くらいで怪我扱いしやがって…そりゃまあ、練習出来ねーのは確かにショックだけどよ、」
美貴の不安を取り除くように彼女の肩をポンと叩きながら明るく笑うと、今まで我慢していたのだろう、目に涙を浮かべて和馬に抱きついてくる、
「し…心配したんだよ〜和馬!大怪我だったらどうしよう…とか、歩けなかったらどうしようとか…ううん…和馬の大好きなバスケが出来なくなったらどうしようとか…」

「バカかお前は…どうしたらそんな風に悲壮な考えが生まれるんだ?……ったく…心配性だな…でも、ありがとな…」

美貴は安心したのか抱きついて回したその腕に、きゅううっと力を入れてくる、……美貴の柔らかな髪の香り…なんか安心するな……ちょ…ちょい待て…何か当たってる……。
美貴の豊かな二つの膨らみが、ぎゅううっと押しつけられ、ストイックな状態に置かれていた彼の下半身は反応をし始めていた。
「あ、…ちょい美貴…」
「ん?あ、ごめん!怪我人さんは、安静にしないとね、和馬、横になれば?」

今、横になどなれば明らかに反応している部分が露わになる…少し前かがみに体勢を変えながら、
冷静を保つ。
……落ち着け…俺!
「…大丈夫なの?和馬、もしかして、お腹も痛いの?」
前かがみな俺を心配してか、顔を覗き込んでくる。
「だーっ!大丈夫だって!」
この状況を悟られないように抵抗すればする程、下半身どころか、顔にまでも血の巡りが勢いよく回り、真っ赤になりながら必死に抵抗をする彼を美貴はにっこり微笑みながら、無理矢理、布団に押し倒すような形で寝かせる。
「ダメだよ…ちゃんと寝ないと…お布団掛けてあげるからね…………。」

その瞬間だった、Tシャツにトランクス一枚でいた、彼の明らかに反応しきった部分が露わになり、その瞬間、美貴は目を丸くしたまま、彼の膨張した部分を見つめたまま、固まってしまった。
「あ…その…な」
もちろん美貴とは体の関係はあるものの、こ〜ゆ〜状況は男子としては非常に恥ずかしいものである、彼は真っ赤になりながら、美貴から布団を奪い取ろうとする、
「だーっ!バカ布団返せっ!」
布団にくるまりながら、まるで少女のように枕に顔を埋めていると、美貴は小悪魔のような微笑みを浮かべ彼の下半身に手を忍ばせてくる。
「なっ!バカッ!何やってんだ!」
「だって…和馬のココ、カチカチ山だよ…?」
美貴は躊躇することなくイタズラに自身を触ってくる、
「カチカチ山でいーんだよ!止めろって。おいっ!」
「我慢は体に悪いって、和馬いつも言ってる癖に……ねえ?和馬、私和馬の怪我は治せないけど、カチカチ山は治してあげたい…」
言うが早く美貴は、布団をめくると、彼のトランクスに手をかけ、するすると下げながら自身を指先で撫でながら、
愛らしい苺のような唇を寄せてくる、
「バカ…怪我してんだぞ!」
美貴は舌先をチロチロと這わせながら、白く細い指先で自身を扱きながら、上目使いで彼を見つめ、彼自身抵抗しながらも、美貴の舌の感触に、益々反応が激しくなり、
「足…痛くないように…ね?」
そう言うと美貴は着ていた制服と下着を脱ぎ、戸惑うことなく和馬の上に跨るようにしながら、体を沈める、
小さな吐息が和馬の耳に触れ、首に回した腕にきゅうっと力が入る。
「あ……ンッ…」
「こ…コラ…美貴…ッ…バカ…」
「カチカチ山の消火中だよ。バカじゃないもん」

もともと元気でイタズラ好きな彼女なのだが、多分美貴自身も、自主トレばかりで最近ろくに相手してもらえなかった彼に欲求が溜まっていたのかもしれない。自分の事にしか考えてなかった自分自身に恥ながら美貴の心情を察すると無性に美貴が愛しく思えた、
「ちゃんと、カチカチ山消火してくれよな!」
「アイアイサー」
美貴は嬉しそうに微笑むと、自身に擦りつけるように腰を揺らし始める、
「あ…んっ…ふ…和馬…好き…」
美貴の背中に腕を回し、彼女の動きに併せ、軽く突くように律動を加える、
「ふ…あッ…んうっ…あんッ」
美貴は自分のいい部分を当てるようにしながら更に激しく腰をくねらせ、時折漏れる淫らな音に彼自身も気持ちに高まりを覚える、
「あ…ヤバい…美貴…も…俺…」
少し早いかと思ったが高まりは益々溢れそうになる、
「んッ…ッ…いいよ…来て和馬…今日は大丈夫な日だから、いっぱい出して…」
お互いを抱きしめ合うようにしながら既にそこまで来ている絶頂の渦に耐えるように更に激しい律動を加えしばらくすると、体中に軽い電気が走り和馬は美貴の中に白濁を放つ、
美貴の中がきゅううっと痙攣し蜜が溢れ出すと美貴は切ない泣き声にも似た喘ぎ声を出し、和馬の体にぐったりと身を任せた。
「んっ…大好き…和馬…鎮火完了」
美貴はイタズラっぽく敬礼をすると彼の頬や耳に軽く口づけをする、
「足なおったら、覚えていろよ…」
二人はクスクス微笑み合い何度も長いキスを繰り返した、
窓からの風にカーテンが揺れ、二人をからかうかのように二人を擽った。

end

カチカチ山2

今年も恒例の臨海公園の花火大会がやってきた、俺は美貴と臨海公園駅前で待ち合わせをしている最中だ、……しかしなんなんだよー!
この、人、人、人の波だらけじゃないかよっ!これでまともに花火見れるのかよ……
一抹の不安を抱きながら美貴を待っている和馬の耳に軽やかな音が聞こえた、カタコトと下駄の音を響かせ、浴衣姿で走ってくる美貴は和馬の名を呼びながらこちらに向かって来る。
「よ、よう…可愛いじゃねぇか…その…浴衣…」
和馬の言い方が悪かったのか美貴はぷくうっと頬を膨らませた、
「浴衣だけ?浴衣だけなの?」
「ち…ちげーよ!浴衣も美貴も…その可愛いって…」
美貴はにっこり微笑むと満足気にくるりと回って見せた。
「和馬も浴衣似合ってるよ!」
「そ…そうか、ありがとな…、でよこの人なんだけどよ場所あるかな…朝から場所取りしとけばよかったぜ」
「本当…いっぱいだよね…花火見えるかな…」
心配そうにする美貴と花火大会会場に向かい、歩いて行くが、歩いても歩いてもなかなかこの人の波に揉まれ、目的地に着く気配すら無い、「くそーっ進まねーじゃないかよ!ビルとかマンションの屋上なら余裕で見れるのによ!」
美貴は小首を傾げると手をポンと鳴らしイタズラな微笑みを浮かべ、
「それっ!それだよっ和馬ナイスアイデア!」
「あん?何がナイスアイデアだよ……ってお前今ビルやマンションの屋上探す気満々とかかよっ!」
美貴は首をコクコク振ると和馬の手を掴み、人の波に逆らうように小走りで駆け抜けた、
「お、おいっ!って」
こんなときの美貴は誰にも止められない事を和馬はよく知っている、和馬は走りながら笑いがこみ上がって、気がつくと二人してケラケラ笑いながら人の波を抜けきっていた、
「ゼェゼェ……んでど〜すんだよ…ビルやマンション片っ端から探す気じゃねぇだろうな…」
「そんな事してたら花火大会終わっちゃうでしょ〜、古めのビルとか 廃ビルなんかとか探して見ようよ」
またまた こいつはいいポイントをついてくる、
「なるほどさすが美貴!!んじゃ探してみっか!」
和馬達は、周りを確かめながら人気のない道に入り込んだ、鬱蒼とした暗い道に二人の下駄の音だけが響き、決して気持ちのいいものではない。
これじゃまるで肝試しじゃねぇか、と和馬が思ったその時だった、美貴が大声で叫びながら指を指し下駄の音をカラコロ鳴らしながら走り出した、
「び、びっくりするじゃねーかよ!!」「和馬君こっちこっち!」
美貴は手をひらひらさせながら、とあるビルの前で立ち止まっている、
「ねえねえ これ廃ビルぽくない?」
「げっ…こ…このビルか…」
美貴が指を指したそのビルは幽霊ビルと噂のある廃ビルであり、数十年もの間放置されているという代物で、この地域では誰一人近寄らないビルである、
「こ、これって…幽霊ビルじゃねーか? まさか…お前ここに上るつもりか…?」
美貴は和馬に向かいびしっと前指をさすと和馬の背中をバンと叩いた、
「まさか…怖いなんて言わないよね?男っしょ?」
「こ、怖わかねーよ…ッ……だーっ、分かった、分かった昇りゃいいんだろ〜!」
美貴は満面の笑みを浮かべるとよしっ!と気合いを入れ彼の手を掴む、
「屋上まで競争よっ!せーの」
美貴は彼の負けず嫌いの心に火を灯すとカラカラと下駄の音を鳴らし螺旋階段を駆け抜けた、和馬も美貴に負けじと浴衣を腕まくりし、追いかけるようにし階段を走り抜ける。
「本当に廃ビルなんだな誰もいねえや…」
「いたら逆に怖いってさ!」
ケラケラ笑いながら美貴は屋上のドアに手をかける。
『ギ ギギィ…』
古く錆びたドアが開くと少し薄暗いが周りのビルのネオンにほのかに明るく照らされていた。その先には花火大会会場がよく見え、花火を見るにはうってつけの場所である。
「へえ〜割とよく見えるじゃない…」
花火大会会場を指をさすと 金網越しに覗き込む、
「そろそろ始まるんじゃねえか?」
「八時スタートだから、もうすぐだよね。早く始まらないかな」
美貴は時計を何度も見ながら子供のようにはしゃいでいた。
「あ!」
八時きっかりに打ち上げられた真っ赤な牡丹と呼ばれる大きな花火が街を真っ赤に染めると次々に瞬きすらするのがもったいないくらいの、光のイリュージョンが街を彩る、
「本当 きれい!たまや〜!」
嬉しそうに花火を見入る美貴を和馬は後ろから抱きしめながら 暫し光のイリュージョンを楽しんでいた、
「よく見えてよかったな……」
和馬は美貴の肩に顎を乗せて打ち上げられる光の競演を見つめていた、
『……こいつの髪の匂い、いいな…シャンプーかな………ッうなじって色っぽいよな……ってやべえ…バカ俺何反応してやがる!』
確かに彼のモノは少しづつ反応を始め、気づかれまいと少し体を離してみるが、シャンプーの香りと美貴のうなじや浴衣姿にすっかり堅くなってしまっていた。
「……ん?和馬…なんか当たってる…」「…気のせいだよほら花火…しだれ柳だきれいだな…」
和馬のモノは美貴のヒップに当たってるらしく意識すればさらに堅くなってしまう、
「カ〜ズ〜マ…こんなとこでカチカチ山なんて言わないよね」
美貴は振り向き和馬の顔を見つめると俺の股間をいたずらっぽく触れた。
「だ〜っ…やめい!」焦る和馬をからかうように美貴は更に和馬の下半身を悪戯に触り、
「…カチカチしちゃってる…困ったちゃんだね?」
「るせ〜黙って花火見てろよ…」
美貴はくすっと笑うと 眉を八の字にし 俯きながら囁いた
「いいよ…カズ…鎮火しよ?」
美貴は背中を向けたまま腰を軽く浮かせた。
「…い…いいのか?…」
「ん…いいよ…誰もいないし…」
和馬は美貴の浴衣の袖の下のみやつ口から手を入れると柔らかな乳房に触れた、美貴はピクンと体を跳ねると少し体を竦める、
みるみるうちにきゅっと堅くなる美貴の乳首を少し指先で転がしてやると美貴から小さな吐息が漏れた、
「下着つけてないんだな…」
「…ん…ッ浴衣とか着物は下着つけな…い…」
「じゃあ 下もつけてないのか?」
和馬は左手で美貴の裾をめくり彼女の下半身に触れた、やはり下着を着けてないらしく少し汗ばんでしっとりしたそこは既に指先で解るほど濡れていた、
「…足ちょい開いてみろよ」
「…あ…ッん…んっ…」
美貴は少し足を開くと金網をぎゅっと握りしめ金網からは錆びたギシギシとした音がした。
和馬は足を開かせたそこを優しく刺激してやると金網の軋む音と花火の爆音と美貴の悩ましげな声が同時に聞こえ和馬は夢中になりながら更に濡れだし堅くなった粒を弄ぶ。
「あ…やッ…カズ…熱いよ…ダメ…ッ…イッちゃう…」
「ん…すげー事になってんな…」
「バカ…あ…ダメッ…も…」
美貴は体をビクンと跳ねると美貴のそこからは又ジュースが溢れる、
「俺も?いい?」
「ん…来て…和馬…」
和馬は美貴の浴衣の裾を捲り上げ、逸る自分気持ちを押さえながら、既に爆発寸前のモノをゆっくりと後ろから挿入する。
「…ん…あっ…和馬…カズのでいっぱいだよ…」
「…あ…すげ熱い…」
和馬は美貴の腰に手を掛けるとゆっくり律動を加えると、既に彼自身を受け入れた美貴の秘部は蜜に溢れ彼自身の形にあわせるように吹いついてくる、
「アアッ…や…カズ…」
美貴は彼の動きに併せ腰を揺らし、金網の音もガシャガシャと動く度に激しさを増す。
花火の爆音がする度に腹に響くものだから腰を揺らすと美貴の喘ぎ声は益々エスカレートしてくる、
「はあっ…あ…いいよ…カズ…んッ」
「…ん…俺もすげ…いい…ッ」
最後の花火連発の頃には激しく叩きつける彼のモノに反応する美貴の声も金網の音も全てかき消された。
花火の終わりと共に同時に果て、背中越しに感じる美貴の吐息だけが熱く伝わった。
「花火も 俺らも鎮火完了だな…」
「ん…鎮火完了…」美貴は気くずれた浴衣の乱れを直すと、頬を染め、少し照れながら抱きついてきた。
「こんな花火大会初めてだよ…」
「ごめん…な せっかくの花火大会だったのに…」
自分の欲望だけで走り出した事に恥ずかしくなった彼を察したのか、美貴は和馬の背中をバンと叩き満面の笑みで迎えた、
「カズのバーカ よかったって意味だよ!…ね …そろそろ戻ろうか?」
……とその時だった。屋上のドアが開き管理人らしき老人が現れ、二人を眼鏡の奥から見つめるとしゃがれた声で呟いた。
「…なんだ お前らは、ここはお前達の来る場所では無い…早々に立ち去りなさい……」
「す すいません!すぐ降ります!」
老人は怪訝そうな顔をすると手で払うようにし俺たちに出ていくように促した、二人はバタバタと螺旋階段を来た時よりも数倍の速度で降りた、
「あんなにイヤそうな顔しなくてもいーのにな!」
「ここ廃ビルじゃなかったんだね〜びーっくり!」

【一週間後】 俺たちは臨海公園でデートした後思い出したように あの廃ビルに向かった。
俺たちが花火大会を見た廃ビルはそこには無く、 後から聞いた話ではそこの管理人はそのビルで命を絶ったと聞いた…
「じゃあ 俺たちが花火大会を見たあの場所は? あの管理人は?…え?…エーッ!?」

廃墟跡に捨てられていた、まだ少し新しい避妊具だけが瓦礫の上にあの出来事が事実だと記すように風に揺れていた…。

end


 

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