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花がさね 第5話

和也は真莉子の体を抱きかかえ、寝室まで向かう長い廊下を、まるでガラス細工を運ぶかのように、ゆっくりと歩く。
老朽化の進んでいる廊下は足を進める度に、ギシギシと軋む音を立て、館の古さを物語った。
真莉子は和也の首筋に震えの止まらない唇を押しつけていた。
「ふ……やはり怖いか…」
真莉子は無言で首を横に振ると、白く細い腕に力を入れ、恥ずかしそうに身を寄せた。
ほんの数日前まで気丈な振る舞いをしていた真莉子の態度を思い出しながら、和也は鼻でクスッと笑った。
廊下の左横の階段を昇った右手の部屋のドアを開ければ
正面には大きな窓が薄いブルーのカーテンを揺らしていた。
和也は真莉子をゆっくりベッドに横たわらせると、薄いブルーのカーテンを音を立てながら一気に引いた。
窓からの景色は館の坂道から広がる森への道を夕日に染め、そこから遠くに望む湖が赤く頬を染めたように広がり、
まるで一枚の絵画のような美しさを誇った。
「まあ……」
これには真莉子も、その光景の美しさに目を奪われた、
和也はベッドに腰をかけると、景色に心奪われている真莉子の肩に腕を回し、夕日に染まる真莉子の頬にそっと口づける。
ピクンと体を反応させ真莉子の頬は、ますます、それを赤く染めた。
和也は、ゆっくりと唇を重ねながら真莉子をベッドに倒し彼女の胸元のレースのブラウスに手をかけ、
器用に小さなボタンを外していく。
既に咥内を舌先で犯され続けている真莉子は抵抗するも叶わず、ブラウスをはだけさせられ、
下着だけの霰もない姿にさせられていた。
「あ……いや…」
夕暮れとはいえ、窓から零れる明かりで、恥ずかしいのだろう体をくねらせつつ手で隠すも簡単に払いのけられ
気がつけば、ブラジャーを胸の上にまで引き上げられ、まだ未熟だが形のいい白い果実が、和也の唇に奪われていた。
彼はホックに指をかけると簡単にブラジャーを外し、淫らに脱がされたブラウスを片手で払いのける、
「乱暴に扱わないで…」
真莉子は半ば犯されているかのような行動に眉間に皺をよせ、和也の手を遮った。
「それと……明るいのは嫌ですわ…せめてカーテンを閉めて下さい」
「おや…俺流はお気に召さないか…真莉子は情熱的なのがお好みかと思ったよ」
仕方ないとばかりカーテンを閉め、部屋の灯りを消すと、ベッドサイドのガスランプに灯りを灯した。
「せめてこれくらいの灯りはくれよ」
真莉子は少し躊躇したが、すぐに頭をこくんと縦に振った。
和也は彼女のスカートを両手で脱がしパンティ一枚になっただけの真莉子を抱きしめる。
ギシッとベッドが軋み、ゆらゆらとガスランプの灯りが、二人を照らした。

「Lesson2」

彼は耳元でそう囁くと、再び唇を彼女の小さな桜のような唇に落とした。

続く

花がさね 第6話

体の芯が熱っぽい…………
重ねられた体の温かさとは又違う、その感覚は子宮の奥から熱を発しているような、そんな感じだ。
和也の舌先が真莉子の口腔を弄る度に、トロトロと生暖かい銀の露が溢れだせば、絡まる舌先を更に奥へと誘う。
和也は、真莉子の堅く閉じた脚に手をかけ、緊張に震えている太股を優しく撫でた。
「少し力を抜いて…お腹の力を緩めてごらん」
真莉子は力の抜き方がわからないのか、少し戸惑った表情を見せると、大きく息を吐いた。
和也はゆるりと指先を滑らせ、真莉子の白いレースのパンティに手をかける、
まだ誰も触れた事は無いだろう、そこは柔らかく、手の感覚だけでは陰毛も薄く感じられた。
未開地の侵入に驚いたのか、ビクンと腰を弾ませ再び脚を堅く閉じた。
「ダメだよ…力を抜いて…」
「…そんなとこ…恥ずかしくて…」
「ここを可愛がらないと何も始まらないよ…力を抜いて脚を少し開いてごらん」
真莉子は顔から火が出そうな位、真っ赤になりながらイヤイヤと首を横に振るも抵抗とは裏腹に侵入してくる
指先の感覚に自然と力を抜いていった。
和也の指先が真莉子自身に触れる度、ぴったりと閉じ、侵入を拒んでいた筈のそこからはジワジワと湿り気を
帯びはじめていた。
「ッ…んっ」
「少しは感じて来たみたいだな…少し腰を上げていてくれよ」
和也は真莉子のパンティに手をかけると、スルリと脱がせた
「ひやっ!!」
「パンティが邪魔で思うように可愛がられないからな、まだ脚は閉じるなよ」
「そんな…あまり見ないで下さい…」
「おいおい…こっちは明かりを点けて、君の全てを見たいのを我慢してるんだぜ…薄明かりで、見るくらい許してくれよ」
「処女って奴は、こんなにも面倒なのか…お前の母さんは喜んで自分からさらけ出してくるぞ……」
「あまり恥ずかしがると、こっちまで気恥ずかしくなるだろ…それとも、止めてしまうか?」
和也は意地悪に囁き続ける、
「止めるか…止めないなら灯りをつけて続行のどちらかだな…答えは二つにひとつだ、」
「………酷い…」
「酷くなんか無いさ…俺にも楽しませろよ…お互い様だろ…こんな目隠ししたようなセックスは面白みなど無い………
さあ、どうする」
真莉子は少し唇を震わせ…酷い人…と、呟くと首をコクンと縦に振る、
和也は「それでいい」
とばかり口の端を上げ微笑を浮かべると、ベッドサイドのスイッチに手をかけると再び真莉子の白い体を抱きしめた。

続く

花がさね 第7話


花がさね 第8話


花がさね 第9話

 

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