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Club 山咲 北新地のお店です。

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vol027  028  029  030  031  032  かちかち山・リターンズ

カチカチ山・リターンズ第1話

桜もほころび始める春は四月、美貴が大きな袋を抱え俺の部屋にやってきた。
袋の中身は開けずともわかっている。
この春、めでたく大学に進学した俺達の少しばかりの催しを、仲間内でやる企画、題して『祝!大学入学記念うきうきコスプレパーティー』
こんなふざけたネーミングを付けたのは何を隠そう美貴本人だった。
美貴は高校時代の俺達の共通の親友4人に、ご丁寧にも手書きの招待状を送り、パーティーを盛り上げるアイテムとして、
コスプレ用の衣装を人数分用意したと言うわけだ。
「しかし…また…よくこれだけの衣装を買い揃えたもんだな」
やや呆れ顔の和馬とは裏腹に、満足げに顔をほころばせている彼女は、大きな袋から買ったばかりのコスチュームプレイ用の衣装を次から
次へと床に並べはじめた。
「まずは…コスプレの王道のナースとドクターの白衣セットでしょ…、あとバニーちゃんに、赤レンジャー!後はSMの女王様に警察官!」
なんの一貫性もない衣装に少々の戸惑いを感じながら、満足そうにナース服を服の上から合わせている美貴に俺は問う。
「なあ…美貴、俺にどれを着せるつもりなんだ?」
「私がナースさんだから、和馬はドクターだよ。もう最初に見つけた時に即決で決めたんだ!!」
美貴は当たり前と言わんばかりに白衣を俺に渡すと、別の袋から白衣用の小物を出してきた。
「聴診器と、お注射と体温計だよ」
「これじゃ…お医者さんゴッコをやれと言わんばかりのグッズじゃんか」
美貴はお医者ゴッコと言う言葉に反応したのか、頬を赤く染めた。
「そう言えば、ガキん頃にお医者さんゴッコってしたよな」
「そんな小さい頃の話なんて覚えてないよ!」
「嘘だ。俺、聴診器で美貴の胸ポンポンって診た事あるもん」
覚えていないと頑なに首を横に振る美貴の、恥ずかしそうにしている横顔を見つめる俺の脳内には、子供の頃の『お医者さんゴッコ』
ではなく、『大人のお医者さんゴッコ』が、恥ずかしげもなくグルグルと巡っていた。
子供の時もそうだが、案外『お医者さんゴッコ』と言う遊びはある種の秘め事的な雰囲気があり、遊びではあるが下半身がキュンと熱
なった記憶がある。
「大人のお医者さんゴッコしてみないか?」
いきなりの俺の言葉に、美貴は大きな瞳をさらに見開きながら真っ赤になったまま俯いた。
「俺が先生だからね…ちゃんと先生って呼ぶこと」
「私は?」
「当然、患者さんだよ…。でもナース姿も見たいから、テーマは定期検診ね!!」
「ナースの定期検診って…もう…」
美貴は、ぷくうっと頬を膨らますと、やれやれと言わんばかりに眉を下げながらクスッと笑った。

カチカチ山・リターンズ第2話

「コスチュームプレイ編 第2話」

美貴がナースの白衣姿で恥ずかしそうに部屋に入って来た。
俺はそんな美貴に一つの提案をした。

「どうせコスプレまでして、お医者さんごっこをするのなら徹底的になりきって遊んでみないか」と

美貴は少し躊躇していたが、あまり拒否感はなかったらしく、

「はい先生。」と、冗談まじりに微笑んだ。

俺は医者の白衣姿で机に座り、椅子の背もたれに凭れかかり、やや偉そうな態度で美貴を待つ。
暫くするとドアの向こうからノックの音と同時に彼女の声が聞こえる。

「先生…、失礼します…。」
「ああ…入れ。」
「先生…今日のクランケのカルテです。」

美貴は腕に抱いていたカルテに見立てたノートを机に置くと小さく頭を下げた。

「うん…ありがとう…。おや…美貴君、少し顔色が悪くないか?」
「いえ…そんな事は…でも先生もお忙しいのに…………。」
「診療時間も終わった事だ…、君1人くらい診る時間くらいはある…そこに座りなさい。

よくなりきってるぜ…と内心、吹き出しそうになるのを押さえ、首にかけていた聴診器を自分の耳にセットする。

「ボタンを外して下着を取りなさい。」
「下着を取るのですか?」
「正確な心音が聞けないだろう…。」

美貴はなりきりとはわかっているものの、少し拒んでいるように眉を少ししかめた。
美貴はボタンを一つづつ外すし器用に白衣を着たまま桜色のブラジャーを脱ぐと、
中からはナース服のような薄桃色の乳房が露わになった。
俺は聴診器を美貴の左胸にあてがってみる。
玩具の聴診器とはいえ、俺の耳にはドクンドクンと美貴の鼓動がはっきりと聞こえてきた。
聴診器の位置を変えながら少し指先で乳房の先端を触れると、鼓動はさらに早くなった。

「心臓の鼓動が少し早いようだが……。これはよく診ないといけないね…。」
「あ……そんな事ありません…。」

美貴は指先で乳首の先端を触れる度に、ピクンと体を揺らしその鼓動を早めた。
触診と言うお遊びは指先から舌先へと行為を変え、美貴の鼓動もドクッドクッと波打っていたものから、
一気にトットットットッっと、その速度は早まってくるのが聴診器を通してわかる。

「先生…なんだか体が熱いみたいなんです…。心臓もドキドキするみたいで…。」
「これはちゃんと検査しないとわからないみたいだね…。そこの診療台に横になりなさい…。」

美貴は白衣のボタンを全て外すと、診療台と言う名のベッドに横たわった。

カチカチ山・リターンズ第3話

「コスチュームプレイ編 第3話」

ベッドに横たわり、淫らに胸をはだけたままの美貴は恥ずかしいのか、胸元を手で隠しながら、体をくねらせている。
少しエロティックで可愛いと内心思いつつも、白衣に身を包んだ俺は、【完全なりきり】を決め込んでいるので、
普段ならギュッと抱きしめているところだが、敢えて目を反らし伊達メガネのフレームを指で上げた。
「顔が随分と赤みを帯びているが…熱があるのかもしれないな…」
俺は指先で美貴の体を滑らせるように撫でると、彼女の桜色の唇から「くふぅ…」と小さな吐息が漏れた。
それは指を動かす度に不規則な呼吸に変える。
「先生がいろんな所を触るから…」
「触診しないとわからないだろ…おや…ここは随分と熱っぽいな…」
美貴の真っ白なパンティの中に指を滑らせれば、そこは溢れる蜜と共に指先に熱っぽさが伝わる。
「あ……いや…」
美貴は体をくねらせながら、侵入を拒むように脚をを閉じる。
「こらこら脚を閉じたら触診が出来ないじゃないか、」
「だって…先生の指が…中に…」
「だから、指を中に入れて触診しているんじゃないか…ほら、脚を開いて」
半ば無理やりに脚を開かせながら、更に指先をその深部に挿入していく。
美貴は体をビクンと揺らすと甲高い声をあげた。
指の動きを変える度に彼女の敏感な花弁は、たちまちに蜜で溢れた。
「触診どころじゃないな…」
俺は彼女の下着を脱がせると、蜜でてらてらと淫靡に艶めく花弁が現れた。
それに唇を重ねれば貪欲に求めるように蜜を溢れさせた。
美貴は自分ばかりイヤとばかりに、俺のシンボルに手を伸ばしてきた。
「先生…触診ばかりじゃなくて…お薬もいただけないかしら…」
美貴はゆっくり起きあがると、俺を寝かせつけおもむろに俺の堅くなったモノにキスの雨を降らせた。
「先生…お薬いっぱいちょうだいね」
美貴はイタズラっぽく微笑むと和馬の熱くなった部分に深く顔を沈めた。

カチカチ山・リターンズ第4話


カチカチ山・リターンズ第5話


カチカチ山・リターンズ第6話

「コスチュームプレイ編6」

和馬は美貴の透き通った白い肌に唇を落とすと、汗でしっとりしていた太ももに手をかけた。
美貴はピクンと体を跳ねると、受け入れるかのように脚を開き和馬の背中に手を回しながら耳元で囁く。

「和馬……来て」

和馬は美貴の囁きに答えるように、茂みに指先を這わせ既に熱くなっていた自身を挿入する。
「くふぅ…んっ」
溜め息まじりの美貴の吐息が耳元を掠めるとスイッチが入ったように腰を揺らし始める。
「和馬…なんかすごいよ…」
「どういう風にすごいんだ?」
「なんだか和馬のでいっぱいになっちゃったよ、いつもより中がいっぱい…」
「いつもと違う事したからかな」
和馬は美貴の太股を高く上げると、自身を深く、その蜜壷に沈めた。
規則正しい律動は卑猥な音を立てその音に会わせるように美貴の甲高い喘ぎ声が部屋中に響いた。
「ああ…ァん…ダメ…も…」
美貴は瞳を潤ませながら、シーツをギュッと掴み、その快感に酔いしれていた。
和馬も又快感の坩堝に耐えるかのように唇を噛み締めながら規則正しい律動を加える。
「ああ…んッ…もうもう…駄目」
美貴は首を左右に動かしながら、オーガスムスに達しようとしているのを頻りに伝えた。
「あ…うん…俺も駄目だ…中出しちゃうよ…」
「うん…大丈夫…来て」
美貴は和馬の首もとに華奢な腕を回し少し体の力を抜く。
甲高い声は更に激しくなり、果てる頃には少し声が掠れていた。
和馬は美貴の体にぴったりと肌を合わせ快感の余韻に浸った。
パーティーに使うはずのナース服と白衣は使い物にならない程に汚れ、その後また同じ物を購入する羽目になった。
「また新しいの買わなくちゃだね……今度買った時はかちかち山にならないようにしないとメッだよ」
美貴は眉を八の字にしながら照れくさそうに微笑む和馬を見つめ、小さく呟いた。


「今度はもっと違う事しようね…」


END
 

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